アメリカンフットボール部 活動方針

◆教育方針

 

 教育理念『独立自彊・社会有為』の実践

アメリカンフットボールにおける勝利の追求を通して、「独立自彊・社会有為」に基づく人間形成教育を実践する。この教育理念をアメリカンフットボールにおいては具体的に以下のように考えて取り組む。

 

 独立自彊

 

「自己決定」

アメリカンフットボールにおいては各々がそれぞれの個性に合わせた役割をチームから与えられ、その役割を個々が遂行していくことが勝利へとつながっていく。その役割を遂行するためには、チームから与えられた練習をこなすだけでは不十分である。各自が自分の個性に合わせて、自ら目標を考え、決意し、自ら取り組んでいくことが求められる。

これらの取り組みを通して、自分に対して責任を持ち、自律できる人間を育成する。

 

「自己管理」

 

チームに携わるものの責務として、自己管理は重要である。特に体調管理、用具の管理、時間管理、掃除を徹底する。これらの管理はすべてチームの勝利に直結するものである。徹底することができれば、チームの勝利の貢献するだけでなく、自立した人間として成長することができる。

 

これらの取り組みを徹底することで、自立した人間を育成する。

 

 社会有為

「規範意識」

アメリカンフットボールは当然のことながらスポーツであり、そこには厳格なルールが存在する。これは社会生活でも同様である。ルールを守ることができなければ、社会や集団は破綻する。そのため、学校生活におけるルール、クラブ内でのルール、スポーツとしてのルールを厳守させ、規範意識を確立する。同時に、明文化されたルールだけでなく、挨拶、マナー、身だしなみに対しての感性を磨き、社会性を獲得していく。

 

これらの意識を育てることで、社会性のある人間を育成する。

 

「協同」

アメリカンフットボールにおいて勝つためには、チームのメンバーが協同し、ひとりひとりが持てる力以上の力を発揮することが求められる。その手段として、自分の意見を主張し、他者のことを理解する相互理解を通して、お互いが助け合い、高め合える組織になることが大切である。

このような組織を通して社会貢献できる人間を育成する。