2016.9.19 箕面戦ゲームレポート

 昨日、大阪産業大附属高校グラウンドにて、箕面高校との秋季大会が行われ、追手門は31対0で勝利いたしました。

 

 箕面のリターンにより試合が開始され、箕面陣21ヤード付近より箕面のファースト・ドライブが始まりました。相手のランプレーを3回止めてパントに追い込むと、相手のロングスナップにミスが起こり、転がったボールをLB#42後藤がエンドゾーン内でリカバーしてTD。TFPはK#80入谷がきっちり決めて、7点を先制します。

 その直後のドライブでは、箕面高校にTEのクイックパス、リードオプションからのピッチで大きくゲインされ、その直後にもパスでダウンを更新され、追手門陣30ヤード地点まで攻め込まれます。そこからは追手門ディフェンスも粘り、4thダウン・ギャンブルを止めます。返しのオフェンスのドライブはいきなりQBサックを許し、3&アウトに追い込まれます。お互いにパントを蹴りあい、迎えたセカンド・シリーズはTB#7田窪、FB#33河本のランでフレッシュを更新したところで第1Qが終了します。

 第2QになってからもTB#20宮原のオープンプレーが15ヤードゲインしたのを皮切りに、ランプレーでゲインを重ね、ゴールまで5ヤードの地点に侵攻します。しかし、ここでQB#11前田がピッチ・ミス。ボールは何とか抑えたものの、10ヤード近くロスをしてしまいます。結局攻めきれず、K#80入谷がFGを決め、10-0とします。このシリーズは途中でホールディングの反則もあり、大きなミスが続くシリーズとなってしまいました。

 前半残り1分30秒程度を残し、自陣20ヤード付近から始まったオフェンスは#20宮原のラン2回で30ヤードをゲインします。時間を止めるスパイクを挟みながら、TE#87山田、WR#3内田に連続でパスが決まり、箕面陣10ヤードまで攻め込むと最後はRB#7田窪が右オープンを押し込み、TFPとあわせて17-0とします。箕面のキックリターンを止め、前半が終了。

 後半はR#3内田がキックリターンで好走し、追手門陣45ヤード付近からオフェンスを開始。

WR#3内田へのパス、TB#20宮原、#7田窪、FB#33河本のランでゲインを重ね、最後はTB#7田窪がオープンを15ヤード走り切りTD。K#80入谷もTFPを成功させ、24-0とします。

 再び箕面オフェンスにオープンプレーとクイックパスでフレッシュ更新されますが、箕面のロングパスをCB#18竹原がインターセプトして、攻撃権を奪い取ります。これまで同様、ランを中心に陣地は回復しますが、最後は3rdダウンのパスを失敗し、パントを蹴ります。P#18竹原のナイスパントで箕面を自陣深くに押し込みます。箕面のオフェンスをパントに抑えた後のシリーズでは、ランに加えて、WR#5中尾、FB#10酒井へのパスも混ぜながらドライブし、最後はTB#7田窪が左オフタックルをついてTD。TFPと合わせて31-0とします。そのまま箕面のオフェンスを止め、最後はニー・ダウンで時間を消費し、試合終了となりました。

 

 秋の初戦ということでミスが出ることを覚悟して臨んだ試合でしたが、ほぼゲームプラン通りにオフェンス・ディフェンス・キックともに機能しました。特にオフェンスはランプレーで狙った通りのゲインを重ねることができ、ディフェンスもインサイドのランをしっかりストップできたたため、ある程度試合をコントロールしながら進めることができました。また、前半のクローズでは、残り時間をきっちり消費しきって得点をすることができ、夏を通しての練習の成果が見られました。

 しかし、良いところだけでなく、大きなミスや反則も散見されました。特にオフェンスは相手陣のゴール前まで攻め込みながら自らのミスでロスを喫しています。ディフェンスもオープンのプレーでのロングゲインに対して、修正までに時間がかかりすぎました。

 また、反則についてはホールディングにレイト・ヒットと、試合の流れを変える危険性のある反則を二度も犯してしまいました。

 次の箕面自由戦は過去2年連続で敗れている相手です。試合まで時間はありませんが、この試合で出た課題をしっかりと修正し、臨みたいと思います。1年間、この試合のためだけに努力してきたと言っても過言ではありません。チームの全員で団結し、全力で戦います。皆様のご声援をよろしくお願いいたします。