2017.1.22 清風戦ゲームレポート

 1月22日にエキスポフラッシュフィールドにて、清風高校との新人大会が行われ、追手門は27対24で勝利いたしました。

 

 追手門のリターンで試合開始。R#20宮原がいきなり抜け出し、リターンTD。TFPのキックはK#80入谷が決めて、7対0とします。清風陣25ヤードからの清風オフェンスは、最初のランプレーでフレッシュを許すものの、そのあとは3プレーをきっちり止めて、パントに追い込みます。清風のパントは距離が伸びず、清風陣44ヤードから追手門のオフェンス。最初のプレーでWR#13多林にショートパスを決め、フレッシュを獲得。二度のパス失敗をはさみ、3rdダウンは清風のオフサイド。3rdダウン5ヤードでのランはロスを喫します。しかし、4thダウン7ヤードでWR#3内田にパスを決め、ギャンブルを成功させます。RB#22村上の左オフタックルのランとFB#33河本へのパスでフレッシュを獲得し、最後はRB#22村上が右オフタックルで4ヤードを押し切りTD。TFPも決め、14対0としました。直後の清風オフェンスにショートパスからWRに走られ、22ヤードのゲインを許します。しかし、LB#2久下のナイスパスカットもあり、その後のフレッシュは許しませんでした。清風のパントをR#13多林が好走し、30ヤードのビッグリターン。清風陣40ヤードからの好ポジションを得た追手門オフェンスは、RB#20宮原がインサイドのランで抜け出し、最後のタックラーもかわしてTD。TFPも決め、21対0とします。次の清風オフェンスを4thダウン3ヤードに追い込んだところで1Qが終了します。

 2Qに入り、清風のギャンブルをLB#22村上がナイスタックルで止めますが、直後にQB#4嶋尾が放ったパスをインターセプトされます。返しの清風オフェンスは、3rdダウンのパスをDB#13多林がナイスカットし、3&アウトで止めます。清風のパントをR#3内田の好リターンで20ヤード返し、清風陣25ヤードから追手門のオフェンス。RB#20宮原のランでフレッシュを獲得し、ランとパス失敗を挟んでの3rdダウンで投じたパスはWR#3内田がナイスキャッチしTD。しかし、その後のTFPのキックは外れ、27対0とします。清風陣30ヤードからの清風オフェンスでは、QBスクランブル、インサイドのラン、パス、オプションとバランスの良いオフェンスを展開され、最後はパスを決められ、TDを許します。TFPもランで押し切られ、27対8となった後の追手門オフェンスは3&アウトで封じられ、この試合はじめてのパントとなります。清風オフェンスにパスを決められながらドライブされますが、ディフェンスにビッグプレーが出ます。DB#9若菜が清風のロングパスをインターセプト。ここで前半が終了します。

 後半最初のキックカバーでは相手のRに好走され、ハーフライン付近から清風のオフェンス。ホールディングの反則もあり、3rdダウンロングに追い込みますが、QBドローで走られ、フレッシュを献上すると、清風の力強いランで徐々に押し込まれます。最後はオプションピッチをミスタックルし、TDを許します。TFPでは、またもやランで押し込まれ、27対16となります。追手門オフェンスは次のドライブでも3&アウトに追い込まれますが、P#18竹原がナイスパント。清風陣10ヤードまで押し戻します。しかし、ここでも追手門ディフェンスは踏ん張れず、追手門陣まで侵攻されます。

 ドライブの途中で4Qに入りますが、清風の勢いは止まらず、パスでゴール前10ヤードまで攻め込まれると、QBに走られ、あっさりTDを許します。TFPも押し込まれ、27対24と追い上げられます。返しの追手門のドライブではQBサックを許し、3rdダウンロングでWR#18竹原にパスを決めますが、フレッシュに届かず、パントに追い込まれます。清風陣15ヤードからの清風オフェンスに相変わらず翻弄されますが、清風陣40ヤード付近での3rdダウンショートでLB#2久下がナイスタックルで止めると、次の4thダウンギャンブルはDL陣が割り込み、見事に止めます。試合時間は4分を残して攻守交代しますが、ここでも追手門オフェンスは機能せず、3&アウト。しかも3rdダウンがパス失敗だったため、時間を流すこともできずパントに。直後の清風オフェンスは見事なロングパスを決め、追手門陣40ヤードまで一気に攻め込みます。このピンチを追手門ディフェンスも踏ん張り、何とか4thダウンまで追い込みます。ギャンブルで清風が放ったパスをDB#9若菜がカットします。攻守交代して、オフェンスが残り時間を使い切り、試合終了となりました。

 

 前半と後半ではまるで別のチームが対戦しているのではないかというくらいの試合展開となりましたが、後半がチームの現状の実力だと考えています。前半は、キッキングで好ポジションを得ることができ、うまく得点に結びつけることができました。これは戦術的に成功した部分とバックフィールドの好プレーが幸運にも重なったためであり、我々の弱い部分が隠れていました。しかし、後半になり清風に力で勝負されるとファンダメンタルが崩壊しました。もちろんディフェンスの組織的なエラーも多く散見されましたが、それ以上にタックルミスが致命的でした。この時期に最も大切なことは、フットボールの基礎を身につけることですが、そこの部分が現状のままでは、今後チームが伸びていきません。

 まずは次の池田戦までにファンダメンタルを見直し、特にブロックとタックルを磨くことが最重要課題です。もう一度基礎中の基礎から見直し、取り組んでいきます。次戦も是非応援のほどよろしくお願いいたします。